レインズとは?
「レインズ(REINS)」とは国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピューターネットワークシステムです。
「Real Estate Information Network System(不動産流通標準情報システム)」の英語の頭文字を並べて名付けられ、組織の通称にもなっています。
レインズは設立以来、一貫して利用の拡大が続いており、日常生活で水道、電気、ガスが欠かせないように、不動産取引を行なううえでなくてはならないインフラ(基盤)となっています。
会員となっている不動産会社はこのコンピューターネットワークシステムにより、売りたい方、貸したい方の依頼に基づいて不動産情報を登録し、不動産業界全体が連携して買いたい方や借りたい方をお探しします。
また、買いたい方や借りたい方には登録された最新の豊富な情報の中から最適なお住まいや不動産をご紹介します。
全国に4つのレインズ
全国にはこうしたレインズが4つあります。北海道、東北6県、北関東3県、首都圏1都3県、甲信越3県の17都道県を事業圏域として事業をおこなっているのが公益財団法人東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)です。
(公財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)
北海道・青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・
新潟県・山梨県・長野県
(公社)中部圏不動産流通機構(中部レインズ)
富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県
(公社)近畿圏不動産流通機構(近畿レインズ)
滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
(公社)西日本不動産流通機構(西日本レインズ)
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・
愛媛県・高知県・福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・
宮崎県・鹿児島県・沖縄県
レインズを利用する3つのメリット
不動産取引のインフラであるレインズを利用するとこんなメリットがあります。
媒介契約制度に基づく登録によって、不動産取引を安全に行うことができます
2
豊富な取引事例を参考に、適正価格で、より安心に
蓄積された豊富な取引事例を参考にして、適正価格で安心な不動産取引を行うことができます
3
より多くの不動産会社がサポート、より円滑・スピーディーに
不動産流通業界全体でサポート、不動産取引を円滑・スピーディーに行うことができます
覚えてください、「レインズマーク」
会員不動産会社の店頭にはこの「レインズマーク」が掲示してあります。緑の色は草花をイメージし、不動産を取り巻く環境が清新で安心につながるものとなるよう願ったものです。また、相互に関連し合う円のつながりは発展性、情報の先進性、信頼性を表わしています。